A Challenge for the Substitute Actor!: Side Story (Part 1)
サイドストーリー（前編） (Saido Sutoorii (Zenpen))
Character appearances:
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ミク
えむちゃん達、まだかなあ～
KAITO
もう少ししたら来ると思うよ。
そうしたら、司くんの代役のことを話さないとね
そうしたら、司くんの代役のことを話さないとね
ミク
代役？
KAITO
うん。類くんから相談されているんだ。
類くん達が立ち稽古できるように、
誰かが司くんの代わりにトルペをやる必要があるからね
類くん達が立ち稽古できるように、
誰かが司くんの代わりにトルペをやる必要があるからね
KAITO
多分、僕が手伝うことになると思うけど……
ミク
うーん。代役……
リン
あ、いたいた。ミクー、カイトー！
ミク
やっほーっ☆
みんなそろってどうしたのー？
みんなそろってどうしたのー？
MEIKO
ちょっと聞きたいことがあって！
ねっ、レン！
ねっ、レン！
レン
うん。ミク達、今日もえむちゃん達と
ショーの練習するんだよね？
ショーの練習するんだよね？
レン
司くんって、今日来るかな？
ボク達、最近会ってないなぁって思って……
ボク達、最近会ってないなぁって思って……
KAITO
ああ……。司くんなら、今は——
ミク
——っていうわけで、司くんは今、
とってもとってもとーってもがんばってるところなんだっ☆
とってもとってもとーってもがんばってるところなんだっ☆
リン
そっかぁ……。
ぜんぜん見かけないなあーって思ってたら、
役作りをがんばってたんだね
ぜんぜん見かけないなあーって思ってたら、
役作りをがんばってたんだね
レン
そういえば類くんも
トルペの役と司くんは相性が悪いって言ってたね
トルペの役と司くんは相性が悪いって言ってたね
ミク
うん。でも、司くん言ってたでしょ？
必ずやこの役を、オレのものにしてみせよう！って！
必ずやこの役を、オレのものにしてみせよう！って！
ミク
だからきっと、大丈夫！！
ルカ
うふふ。そうねえ、司くんだもの。
きっと大丈夫よね～
きっと大丈夫よね～
レン
でも、ひとりでがんばるのって大変じゃない？
ボク達で手伝えないかな……
ボク達で手伝えないかな……
ミク
うー、ミクもおんなじ気持ちなんだけど……
KAITO
でも今回は、役者として司くんが成長するためにも、
司くん自身で乗り越えなくちゃいけないことだからね
司くん自身で乗り越えなくちゃいけないことだからね
KAITO
相談に乗るくらいはしてもいいと思うけど、
積極的に手伝うのは我慢したいな
積極的に手伝うのは我慢したいな
ミク
世界のスターになるためには、
自分とぜんぜん違う役も
やれるようにならなくちゃいけないもんね！
自分とぜんぜん違う役も
やれるようにならなくちゃいけないもんね！
リン
そっかあ……。
今回は手伝わないほうがいいんだね
今回は手伝わないほうがいいんだね
ルカ
あらあら……。ふたりとも、しょんぼりしちゃったわね
ミク
うーん……
ミク
あ、そうだ！
ミク
ねえねえ、レン、リン！
ミク達もやろうよ！ 役作り！
ミク達もやろうよ！ 役作り！
リン
え？
ミク
実は～、司くんの代役が必要なんだ♪
ミク
きっと、カイトがやるのが一番いいと思うけど……。
でも、司くんもがんばってるんだもん！
でも、司くんもがんばってるんだもん！
ミク
ミク達も、トルペくんに挑戦してみようよっ！
KAITO
ああ、それはいいかもしれないね
KAITO
さっきも言ったけど、今回は司くんのためにも
あまり積極的に手伝わないほうがいいと思うんだ
あまり積極的に手伝わないほうがいいと思うんだ
KAITO
でも、誰かと何かを話すことで気づきを得ることもある
KAITO
だから、みんなでトルペのことをもっと理解して、
司くんが相談しに来てくれた時に、
トルペについて話ができるようになっておくといいかもしれない
司くんが相談しに来てくれた時に、
トルペについて話ができるようになっておくといいかもしれない
レン
そうだね！
難しそうだけど、やってみようよ、リン！
難しそうだけど、やってみようよ、リン！
リン
うん！ トルペのことわかるようになったら、
司くんの力になれるもんね♪
司くんの力になれるもんね♪
MEIKO
それなら私もやってみようかしら♪
MEIKO
それで、一番うまくできた人が
代役をゲットできる！ な～んてどう？
代役をゲットできる！ な～んてどう？
ミク
あ、楽しそ～っ☆
ミク、負けないよー！
ミク、負けないよー！
レン
ボク達も！
リン
レン、一緒に台本読もうよ！
レン
うん、いいよ！
MEIKO
私達も行くわよルカ！
読み合わせにつきあってちょうだい！
読み合わせにつきあってちょうだい！
ルカ
ふふ。もちろん、いいわよ～
ルカ
一緒に……がんば……、すやぁ……
MEIKO
って、寝てるし！
ちょっとルカ、起きなさいよー！
ちょっとルカ、起きなさいよー！
ミク
よーーーーしっ！
ミクもいっぱいいっぱいい～～～っぱいがんばるぞー！
ミクもいっぱいいっぱいい～～～っぱいがんばるぞー！
KAITO
いつにもましてやる気満々だね
ミク
うん！
ミク
だって今、司くんもえむちゃんも寧々ちゃんも類くんも、
ちょっとだけむむーって顔になってるし
ちょっとだけむむーって顔になってるし
KAITO
そうだね。司くんは役作りで悩んでいるし、
他のみんなはそんな司くんを気にかけているからね
他のみんなはそんな司くんを気にかけているからね
ミク
でしょでしょー！
ミク
でも、トルペくんとぜーんぜん違うミクが
トルペくんできるようになったら、
『あれれ？ 意外と簡単なのかも？』って思うよね！
トルペくんできるようになったら、
『あれれ？ 意外と簡単なのかも？』って思うよね！
ミク
それで、ちょっとでも『やれそう！』って思ってもらって、
むむーも、にこーに変わってくれたらいいなって！
むむーも、にこーに変わってくれたらいいなって！
KAITO
……ミク
KAITO
てっきり、リン達がしょんぼりしてるから、
提案してくれたのかと思ったけど——
提案してくれたのかと思ったけど——
KAITO
そこまで考えてくれていたんだね。
すごくいいことだと思うよ、ミク
すごくいいことだと思うよ、ミク
ミク
わーい、カイトに褒められた～♪
ミク
よーし！ みんなのためにも
トルペくんのこと、がんばってわかるぞー！ おー！
トルペくんのこと、がんばってわかるぞー！ おー！